ウンターグリーンの匂いをかいだ途端、
「あ~~~、湿布の匂いだ~~~~!」と
思われることでしょう。

まだ匂いをかいだことない方もこれでよくわかりましたね。

そう、冷湿布(サロンパスとか)と同じ匂いがします!

これはサリチル酸メチルという成分の匂いです。

ウインターグリーンの成分はほぼ90%以上がこの
サリチル酸メチルでなんですね。

ただ冷湿布で販売しているサリチル酸メチルについては
石油で化学合成して作られたものです。

匂いはそっくりだし、石油で化学合成したものと
植物が体内で合成したものと、どう違うわけ?
石油だって元々は恐竜なんだし、自然のものじゃないの?

そうおっしゃる方がいますので、その違いを簡単にお伝えしておきますね。

エッセンシャルオイルの成分や薬品の成分は分子の名前にすると
例えば「サリチル酸メチル」という名前になるわけですが
これは化学の世界を知らない素人の私たちの知る範疇でのこと。

「サリチル酸メチル」一つとってもアルファ、ベータ、ガンマ、他
いろんなカタチにさらに細分化されていくそうです。

つまり同じ分子式でも鏡に写したカタチ、例えば右手と左手のように
正反対なカタチのものがあるそうなんですね。
それによってもまた働きが変わってきたりもするそうです。

成分の検査をするときに、ガスクロマトグラフィーという機器を使うのですが、
それは成分を分離させてどんな成分が含まれているのかを
グラフ化していくのですが、このガスクロにオイルをかけたときに
石油由来のものだと、天然植物100%のものと違った副産物の成分が
必ず入ってくるのだそうです。
例えば必ずアルファ〇〇が一緒に入ってくるとかパターンがあるそうですね。
それで一目瞭然なのだそうです。

でさらに、アイソトープという世界があるそうで・・・(汗)
このあたりにくると、専門の博士の話が理解できなくなってしまうのですが
私が今の時点で理解してる範疇でお伝えすると
一つの分子やまたその構成要素の元素も、自然界の中に存在するときには
環境の中の例えば酸素や水素なんかと常に反応しているので
ずっと同じ形態を留めておけないという現状があるわけです。

それで水素イオンの数が3つになったり4つになったりと
どんどん変化していくそうなのですがその変化のプロセスというの
あるパターンみたいなものがあって、そのパターンが
石油化学合成と植物化学合成だと違うのだそうです。

つまり簡単にいうと、その成分になるまでのプロセスが違う
ということかな~と・・・。

なのでアイソトープ検査をすると石油由来なのがすぐわかる
というようなことをヤングリヴィングの製品検査担当の
マイクブーク博士がおっしゃってました。

これは私の私見的な解釈の範疇なので間違ってたらすみません。
どなたか詳しい方いらしたら教えてほしいです。

で、ウインターグリーンに戻りましょう(苦笑)

フタをとって香りをよく嗅いでいただくと
単に湿布臭だけじゃないことがわかりますよ♪

芳醇なお酒のような甘い香り

私はツンツンした香りよりもアルコールの香りに
酔いそうになります。

うっとりととろけていってしまう感覚・・・。

まずウインターグリーンの姿をご確認ください。
赤い実をつけるとても愛らしい姿です♪

Gaultheria procumbens で画像検索してみてくださいね。
ヒメコウジという名前で園芸店でも販売しているのを
見かけたことがあります。

ウインターグリーンは清らかな水のエネルギーで汚水を押し流して
浄化する働きがとても強いです。

体内の汚水といえば、リンパの下水管を流れているわけですが
身体が程よい運動で活性化されていないとリンパ菅は詰まってしまいます。

特に下半身は歩いたり自転車に乗ったり膝の屈伸運動をしないと
心臓まで汚水が戻れず、脚に溜まってむくみとなります。

そのようなむくみになってるリンパの汚水を綺麗に流してくれます
ただし脚のむくみの場合は、運動することもお忘れなく!

膝の痛みや関節の痛みは、そこで炎症がおきた時の白血球の
死骸が汚水とともに溜まってるわけですが、そういう汚水を
速やかに流して痛みを取り除いてくれます。

炎症してる箇所を速やかに助ける、抗炎症という作用がとても強く
なので怪我をしたり打撲、打ち身などの炎症の冷湿布の役割に
使われているのです。

スポーツケアでもプロが使うオイルでもあるようです。
昔、スポーツアロマセラピストの方から直接聞いたことがあります。
オリンピック選手などの好成績をキープするアスリートたちは
練習する時間と同じくらい、ケアにも時間を使うのだそうです。

練習終わりには必ずウインターグリーンを使って
スポーツアロマセラピストからトリートメントを受けるそうです。

すると筋肉に溜まった汚水である、筋肉疲労物質を速やかに
流してくれるんです。
なのでオリンピックメダリストのアスリートの筋肉はとても柔らかくて
しなやかなのだそうですよ!

さらに競技前にウインターグリーンを使うと結果がすごいらしく
ドーピング検査に引っかかるのだそうです。
なので競技前には使えないとのことでした。

そこまで結果が違ってくるんですよ~!
アマチュアの方はぜひ使ってみてください!

スポーツ選手じゃないにしても、私たちの日常に目を向けてみましょう。

毎日歩くということができにくくなってる昨今、
車社会の地方の方ほど運動不足になりがちです。
なので非常にむくみやすい状況を生きています。

またパソコン作業や同じ姿勢をずっと崩せない仕事をしてる方は
そこの筋肉が固まってしまったり、リンパの流れが滞ってしまったり、
炎症を起こしてしまったりしているのですが、慢性化しすぎていて
凝りや痛みに鈍感になってしまっています・・・。

これは本当はとても危険なサインなのですが、慢性化するって
マインドが諦めてるということでもあるんです。

「だってしょうがないでしょ、我慢してこれやらないと〇〇だから・・・。」

こうやっていろんな自分自身の身体からの要求を聞かずに無視して
身体がガチガチに固まって動く範囲が狭まってきてしまいます。

すると心の可動域も狭まってきちゃうんですね・・・(涙)

それは老いの一歩でもあります・・・。

ウインターグリーンを日々のケアに取り入れることで
身体はしなやかさを取り戻し、キープしてくれます。
それはマインドもしなやかになるということでもあり
老いからも離れていくでしょう

身体も心も可動域を取り戻して、むしろパフォーマンスをあげて
いろんなことを引き受けられる人として生きていくことが
できるようになるでしょう♪

凝ってる箇所や、炎症のおきてる箇所には直接
数滴をふりかけて、擦り込んでください。

グキっとやった、骨を折った、アキレス腱ぶっちぎれた、ギックリ腰!
なんて時には、すぐさまウインターグリーンを箇所にふりかけ
すり込み、ふりかけ、すり込みをまめに繰り返してあげます。

さらに氷やコールドスプレーで冷やしましょう。

まめにつける+氷で冷やす、で回復がめちゃめちゃ早まりますよ!

他、膝の痛み、関節痛、リウマチなどにもその箇所に直接
原液でつけて擦りこみましょう。

一日のうちに何度か擦り込んであげると楽になります。

腱鞘炎や炎症でハレている箇所にもそのままつけてください。
みるみるハレが引いていきますよ♪

骨折の骨の再生にもとてもいいそうです。
ギブスの前にオイルをつけられるといいですね。

全身のコリのケアには、キャリアオイル(V6)で希釈したものを
全身のリンパ添いにつけてタッチングしてあげましょう。
流さなくても大丈夫。
つけて軽く動かしてもらえばオイルが流してくれます。

ウインターグリーンは一般的なアロマセラピーの世界では
禁忌事項が最も過敏であることで有名です。

私が以前習ったナード協会では(ベルギーのメディカルアロマ協会)
ウインターグリーンが体内に入るとアスピリンに代謝するので
毒性があり子供には使わないように、と言われました。

しかしヤングリヴィングの博士はそのようなことは言いません。

前述のアイソトープの話を思い出してみてほしいのですが
エッセンシャルオイルの分子が体内に入ってから
同じ形を留めることはないということがわかります。

その代謝の一過程がアスピリンだとしても、またそこからさらに
代謝していくことが考えられるからです。

真実のエッセンシャルオイルが体内に入った時に
その人にちょうどいいように働くというのは
つまりそういうことなのしょう。

痛みがある人にはアスピリンとして働く過程があっても
そうじゃない方にはアスピリンじゃないものに代謝して
別の働きをする、ということだと私は思います。

ただ神経刺激はかなり強いです。
なので、日々神経を張って神経が疲れている人は
ウインターグリーンをつけると、チクチク刺される
と言う方もいます。

これはバロメーターです。
神経が疲れていない人はそのような反応をしません。

神経過敏になるほど疲れている方には
神経を緩めるラベンダーやマジョラムなどをおススメします。

チクチクする時に無理して使う必要はありません。

てんかんへの禁忌事項も一般のアロマセラピーではありますが
これもケースバイケースといえそうです。

全てご本人の自己責任において本人の直感が
身体が欲していると感じればそのままに
また禁忌事項が気になって使うのが怖いと思うようなら
使わなくても大丈夫です。

全てはあなたのマインド次第なのです。

使いたいものを
使いたい時に
使いたいだけ・・・。

ただウインターグリーンは過去ヨーロッパで
子供が誤まって4mlを一気にゴクゴク飲んだという事件があり
その子供が死亡したことでヨーロッパでは発売禁止になったという話を
聞いたことがあります。

チャイルドロックのフタになってるのはそういうことなのでしょう

4mlゴクゴク飲む、ということは普通はやりません。
でも子供はやってしまうことがあるのでそこは注意してあげてください。

チャイルドロックは子供が簡単に開けられないように
上から下へおす力と、クルっと捻りあける力を同時にかけるように
できています。

私たちが使う時に、急性症状の人がふりかけるにしても
せいぜいが一回に使う量は10滴くらいまででしょう。

オイルは1滴が0.06mlで計算してください。

まめにつけるのは、体内に入れて約2時間で代謝して
体内からいなくなるからです。

なので2時間おきに10~20滴ほどを投入しても
問題は起きないでしょう。

急性症状でない方の場合は、そこまで使う必要もありません。

どれくらいの量をどれくらいの頻度でというのは
使っていくうちにわかってくると思います。

急性症状(骨折や打撲、ギックリ、捻挫など)の場合は
まめに10滴くらいをふりかける。

慢性症状(リウマチ、関節炎、凝りなど)の場合は
箇所に1日に数回つける、または希釈したものをつけるなど。

また気分が鬱屈して冴えない時やモヤモヤする時や
綺麗な水でさ~~~っと洗い流したい気分の時などは
ウインターグリーンを一滴手にとって香りに包まれましょう。

またディフューズしても気持ちいいですよ♪

長くなってしまいました。
本日はここまで。

ご拝読ありがとうございます♪

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